印旛沼のトモエガモをドローンでカウント

トモエガモの大群が越冬している印旛沼で、ドローンで空撮した写真でカウントする方法を実験しています。12月29日は風もなく晴天。トモエガモは3つの群れに分かれて水面にいました。写真右下のひとつ目の群れを撮影して、そのまま二つ目の群れへドローンを移動しました。しかし目測より大きな群れだったので、途中でドローンのバッテリーが足りなくなってしまい、帰還させてバッテリーを交換中に別れていた群れが合流してしまいました。そしてこの日はそれ以後は群れが別れてくれなかったため、空撮ができませんでした。群れサイズが大きくなると、空から見ていてもどこを撮影しているか分からなくなり、群れ全体を撮りきれないのです。この写真では黄色く囲った部分にも群れがいました。半分くらい撮影できたかなという印象です。

撮影した写真は、YoloというAIソフトにカウントしてもらいます。はじめにAIにトモエガモの姿を教えます。下の画像は上部が写真の中心付近で、下部が端っこです。DJI Mini4 Proというドローンで高度60mから撮影していますが、カメラの性能があまり高くないので、写真の縁に近づくほど解像度が悪くなります。トモエガモに囲みを付けて、ぼやっとしたのもトモエガモだよということをAIに覚えてもらいます。

AIがトモエガモの姿を学習したら、つぎは撮影した画像全体を読み込んですべてのトモエガモを検出させます。これは写真中央付近ですが、端の方のトモエガモも完璧に検出できました。いまはお正月で帰省中なので、自宅に戻ったら数十枚の写真全部に写っているトモエガモをカウントしてみようと思います。(神山和夫)