鳴き声図鑑

3Dプリンタを用いた視覚障害者向けの触察コンテンツの開発 鳴き声図鑑の利用

慶應義塾大学総合政策学部4年の山田拓海さんの研究で、視覚情報に頼らずに鳥の形や飛翔動作を理解できる新しい多感覚教材を開発しておられ、鳴き声図鑑に掲載されている音源が利用されることになりました。この研究は、視覚障害者の方々を「バードリスニング...
食性データベース

専門学校の講義で食性データベースのデータ利用

TCA東京ECO動物海洋専門学校の「環境と進化」という講義で、食性データベースのデータを使いました。この学校では動物園や水族館、牧場、ペットショップ、自然史博物館など動物にかかわる仕事をしたいと考えている学生たちが日々講義や実習に励んでいま...
ガンカモ

中国山東省東営市・第ニ回ハクチョウ国際シンポジウムを参加してきました

今回の出張は、神山さんが「第ニ回ハクチョウ国際シンポジウム」で講演のご招待を受けたことがきっかけで、私も同行させていただくことになりました。そのおかげで、これまで行ったことのなかった山東省の東営を訪れる機会を得ました。ここには渤海湾に残され...
オオタカ繁殖状況

今年のオオタカ繁殖状況の中間集計

今年(2025年)のオオタカ繁殖状況の中間集計をとりまとめ、情報をご連絡いただいた皆さんに報告しました。状況は、昨年よりもよくない結果です...。繁殖の成功率が下がり、巣立ちヒナ数も低下しています。私が関東で観察してる場所では、ナラ枯れなど...
ムクドリねぐら

ムクドリのねぐら 宮古島からの記録

ムクドリのねぐら調査で、沖縄県の宮古島から記録が届きました。これまででは最南端からの記録です。4月13日の記録で、マングローブ林にねぐらをとったとのことでした。 ねぐら入りしたマングローブ 南西諸島でムクドリは基本的には旅鳥または冬鳥です。...
鳴き声図鑑

『シマエナガに会いたい!』鳴き声図鑑の利用

文一総合出版から、『シマエナガに会いたい!』という本が出版されました。本の中で、シマエナガや、シマエナガと混群を作る鳥の声が鳴き声図鑑から利用されています。 すっかり世間に広く知られたシマエナガ。見つけて撮影するための方法が解説されています...
シマアオジ

水鳥じゃないけど?シマアオジなどの陸鳥の保全もEAAFPの対象になるか? 

東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)の対象にシマアオジなどの陸鳥を加えるかどうか議論するための特別委員会設置案が採択されました バードリサーチではシマアオジをはじめとするホオジロ類を旗印として、草原性の渡...
活動報告

黄河河口デルタを見てきました。

中国の黄河河口周辺の干潟を観察する機会に恵まれました。 日本は、中国、オーストラリア、韓国と2国間の渡り鳥の条約もしくは協定を結んでいます(ちなみに米露とも結んでます)。お互いの国の保護すべき渡り鳥のリストを渡しあって互いに保護したり、行き...
イベント

名古屋・稲永ビジターセンターでのモニシギ講習会に参加しました

前週末、名古屋の稲永ビジターセンターで行われたモニシギ講習会に参加しました。 駅に着くとすぐに大きな「藤前干潟」の看板が目に入り、住宅地の建物ごとに違う鳥の絵が掲げられています。 今回の講義では、詳しく種判別の紹介のほか、シギチたちの生息環...
いただきもの

シロチドリの小冊子をいただきました

『砂浜の、すみっこで シロチドリの観察日記』という小冊子をいただきました。 冒頭に学術的な記録ではないとの断りがありましたが、筆者の孤伏澤つたゐさんが、毎日のように砂浜に向かい丁寧に対象を見つめ続ける姿勢が端々から伝わってきます。その態度は...