季節前線

永井荷風の日記と現代データで見るモズの初鳴きの変化

人々が身の回りの動植物の動きから季節の移り変わりを感じ取るのは、今も昔も変わりません。明治末から昭和にかけて活躍した文豪、永井荷風が日常の様子を書きとめた『断腸亭日乗』には、ちょうど今ごろの季節にモズが鳴いたという記録がときどき記録してあり...
活動報告

事務所の巣箱補修

2023年3月に設置した事務所ベランダの巣箱、ときどきシジュウカラとスズメが覗きに来るのですが営巣には至っていません。前板が浮いてきていて、隙間から枯れた植物が少し見えていました。メンテナンスのために一旦外すことにして中を見てみると、底面に...
書籍紹介

『山口県萩市見島の鳥類』全国鳥類繁殖分布調査、全国鳥類越冬分布調査の引用

『山口県萩市見島の鳥類』 定価(税込)3,000円 問い合わせ先は記事下部へ 小林繁樹さんより、山口県萩沖の日本海にある見島で記録された鳥類の記録をまとめた『山口県萩市見島の鳥類』を寄贈していただきました。見島は渡り鳥の中継地としてよく知ら...
いただきもの

『千葉県の鳥類目録 2024年版』をいただきました!

千葉県野鳥の会 創立50周年記念 千葉県野鳥の会により『千葉県の鳥類目録 2024年版』を寄贈いただきました 。ありがとうございました。 今年は千葉県野鳥の会が創立50周年を迎え、その記念としてこの目録が作成されたそうです。はじめに、千葉県...
書籍紹介

動植物の方言と利用(伝統的知識)調査 –奄美・沖縄(暫定版)– 鳴き声図鑑の利用

琉球弧生物文化研究会の当山さんよりご寄贈いただきました。 奄美と沖縄諸島の集落単位で動植物の方言や、食べた、遊んだ、建材にしたなどの知識を調査するための手引きになっています。さまざまな生き物が取り上げられていて、そのうち鳥のところで、写真と...
活動報告

ガン類調査のため十勝川流域の沼にトレイルカメラを設置

環境省のモニタリングサイト1000ガンカモ類調査の調査地になっている十勝川流域で、9月22日に数カ所の沼地にトレイルカメラを設置してきました。この地域は秋・春にガン類が通過する中継地です。牧草地やデントコーン畑などで採食中のガン類をカウント...
活動報告

続 2024年6月うしお丸での海鳥目視調査に参加してきました(2/2)

嘱託研究員:三上かつら 1日目、2日目から続く 3日目(6月29日)焼尻沖→留萌沖→小樽湾→桧山沖 出発後,おおむね水深50mラインを目安とした航路で南へ進みます.アネロンを飲むタイミングもつかめてきました. 観察デッキから海鳥を探し,鳥が...
活動報告

2024年6月うしお丸での海鳥目視調査に参加してきました(1/2)

嘱託研究員:三上かつら このたび,北海道大学水産学部附属の練習船「うしお丸」に乗船し,海鳥の目視調査に参加する機会を得ました.日程は2024年6月27日から6月30日まで,函館港を出港し,利尻島の近くまで行って戻ってくるという旅程です.私(...
季節前線

季節前線ウォッチ(秋)のご紹介

対象種の初認日(その年はじめて見た・聞いた)を毎年春・秋に記録し蓄積する「季節前線ウォッチ」。日本各地から寄せられる観察記録を蓄積すると、季節の遅れや進み、環境の変化などが見えてきます。 開始から20年、蓄積データから温暖化による予測などが...
鳴き声図鑑

甲斐バードカービングクラブ展示会での鳴き声図鑑利用

甲斐バードカービングクラブの展示会で、バードリサーチの鳴き声図鑑が使われています。バードカービング作品とともにQRコードで鳴き声を聞いていただくことができます。 10日(火)から16日(月)まで、甲府の市立図書館1階展示室で10時~17時で...