EAAFP全国大会に参加しました。

 EAAFP(東アジア‐オーストラリア地域フライウェイパートナーシップ)の全国大会が、2/8-9と鹿児島県出水で開催され、シギチドリ類の国内コーディネーターとして守屋が参加してきました。

 国内のフライウェイパートナーシップは、シギ・チドリ類、ガンカモ類、ツル類と何となく分かれていて、今年度はツル類のサイトでということで、出水のツル渡来地での開催となりました。

クレインパークいずみ。ツルの抱卵の様子を模しているそうです。
クレインパークいずみ。ツルの抱卵の様子を模しているそうです。
学芸員の田島さんの説明を聞く

 初日(2/8)午後に駅前に集合し、出水市ツル博物館クレインパークいずみで学芸員の田島さんの解説を受け、荒崎のツル観察センターに行きました。鹿児島で一年にあるかないかという吹雪の日で寒かったです。ツルは、日中は出水平野に広く分散しているようでまばらでした。遠くにアネハヅルも観察できました。今年は、ナベヅル、マナヅル、クロヅル、カナダヅル、ソデグロヅル、アネハヅルがいるそうで、雑種のナベクロヅルを合わせると、6種+1雑種のツルが見ることができるそうです。北帰行が徐々に始まっていますので、お早めに。

マナヅル
ソデグロヅル

 翌日は早朝の給餌の様子を観察するため、7:00前にツル観察センターへ再び。ツルは干拓地に降りたり飛び立ったりしており、落ち着かない様子。ミヤマガラスの群れも集まってきてました。10数年前に見た時よりはやや少なく感じましたが、分散化のため給餌量は半分に減らしており、また密にならない様に広く撒いているとのことでした(が密にはなっていましたね。群れる鳥なのでしょうがないですが)。また、途中の韓国で留まるツルも増えているそうです。

ツル観察センター
ナベヅルの群れ

 9:30からの講演会は、クレインパークいずみ研修室で開催。開会挨拶(環境省・出水市)に続き、EAAFP事務局長等のビデオメッセージ、環境省からEAAFP概要と国内取組の説明がありました。出水市(ツル博物館)から現地の報告の後、WWFによるモンゴルや熊本でのフライウェイ保全活動、クロツラヘラサギの最新動向(クロツラヘラサギの日が決まったそうです。今年は3/21)、クロツラヘラサギの子ども交流会(TEAM SPOON)、米子水鳥公園からの湖沼の日の報告、守屋は国内シギ・チドリの状況を共有しました。午後はツルの専門家が鳥インフルエンザと生息地分散をテーマに発表があり、2年前に大量死が起きたために特に鳥インフルエンザについて意見や質問がかわされ、講評で締めくくりました。
 湿地や渡り鳥関する様々な話題でアップデートすることができ有意義な集まりでした。

出水市、クレインパーク出水、事務局の皆様、お世話になりました。(守屋)