先週水曜に、東大の秩父演習林に設置している巣箱に温度ロガーをつけに行きました。
この巣箱に入るのはヤマガラです。ヤマガラが抱卵を始めると卵が温まり、巣内の温度も高くなります。温度ロガーを使ってその温度変化を記録し、その巣箱で繁殖したか、繁殖が成功していつ巣立ったかもしくはいつ失敗したかを知ることができます。温暖化によって気温が高くなる時期が早くなるとそれに伴ってヤマガラの繁殖時期も早くなるのではないか、繁殖時期が早くなって繁殖成功度は変わるのかどうかを知るために、モニタリングを続けています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/birdresearch/10/0/10_F21/_article/-char/ja/
全部で12箇所の巣箱にロガーを設置してきました。
今回設置したデータロガーとカメラはこの場所でのヤマガラの繁殖が大体終わる梅雨明けに回収に行く予定です。その時にまた続編を報告します。