モニ1000の調査を継続している東大秩父演習林に設置していたヤマガラ巣箱の回収をしてきました。モニ1000調査とは別に独自の調査として行っているものです。7月終わりになるとヤマガラの子育ても終わっていて、遅い時期まで置いておくとハチが巣をつくってしまうことがあるので、その前に温度ロガーや巣内カメラと一緒に巣箱を一度回収しています。
回収する巣箱には巣材が残っていて、いくつかの巣箱には卵が残っていました。抱卵期間に放棄されたものなのか、孵化しなかった卵なのか、記録を見てみようと思います。2つの卵が残った巣箱が複数あったのが気になります。

山の中はヤマガラやコガラなどの小鳥が群れて採餌していました。
帰りには道の駅でイワツバメの巣も見てきました。こちらは巣内に親鳥がいて、まだ子育て中のものがいるようです。

次に秩父に行くのは12月以降の予定で、モニ1000越冬期の調査を行い、巣箱もまたかけてきます。