九十九里浜で見つけた足跡

シロチドリが生息する九十九里浜にいってきました

急減している野鳥シロチドリの現状を、生息地の近くに住んでいる方々にも広く知っていただくため、5月に九十九里浜でシロチドリイベントを行います。

そこで、九十九里浜に下見に行ってきました。

シロチドリ:環境省のレッドリストで絶滅危惧種Ⅱ類に指定

砂浜で見つけた沢山の足跡

下見では残念ながらシロチドリの姿は見つけられなかったものの、砂浜には沢山の足跡がありました。

シロチドリの足跡

砂浜には、シロチドリの足跡と共に、ハシボソガラスやペットの足跡もありました。どちらもシロチドリの子育ての脅威になり得ますが、ペットは人為的な脅威なので、うまく共存する方法を考えていきたいと思います。

また、砂浜にはこんな足跡もありました。何の足跡かわかるでしょうか?シロチドリの足跡と同じ位の大きさです。

正解は、

ヒバリの足跡でした!

シロチドリの足は指が前3本なのに対し、ヒバリの足は前に3本・後に1本の指があるため判別が可能です。(ヒバリの足跡は、後ろ指の跡が長く残るのも特徴的だなと思います)

今回の下見では、シロチドリの姿こそ見えませんでしたが、足跡から確かに生息していることがうかがえました。繁殖の時期には子育てに励むシロチドリが見られるかもしれません。今から楽しみです。(イベントの詳細は後日公開予定です)