3月2日(日)に、福島県南相馬市で開催された在野研究者サミット(主催:桐蔭横浜大学中野研究室、後援:南相馬市)で、話題提供者として登壇しました。
南相馬市がある相双地域は古生代から新生代までの全ての地質年代の化石が採れる場所だそうで、さまざまな立場の人々による化石の調査研究活動が続けられている地域です(参考 相馬中村層群研究会)。
そんな調査研究活動を活性化し継続するためにはどんな取り組みが必要なのかということで、長年全国の研究者や鳥好きの方々と一緒にモニタリング調査や参加型調査を実施してきたバードリサーチに話題提供の依頼がありました。バードリサーチで行なっている色々な調査研究や、成果発信、鳥類学大会などのイベント運営について紹介してきました。

会場には相馬中村層群研究会の皆さんや日本野鳥の会南相馬の方々、南相馬近隣の市民の方々が来られていました。90分の持ち時間のうち20分ほどを質疑に当てたのですが、時間いっぱいたくさんの質問やご意見などいただき活発な意見交換ができました。私自身、発表資料を作る段階から、活動を継続・発展させるための方略について整理できてとても良い機会をいただきました。ありがとうございました。