モニ1000秩父越冬期調査 クマタカ発見

時間が経ってしまいましたが、2月頭にモニ1000越冬期の2回目調査をしてきました。寒波が来ているタイミングで気温天候とも少し不安でしたが、東大の演習林内は除雪してくれていたおかげで一番手前の調査定点まで車で行けて助かりました。大山沢の方は人が入らないのでこうはいきません… 演習林の林道は一番積もっているところでもせいぜい10cm程度の積雪で、それほど苦も無く歩けました。心配した天気も快晴で鳥の動きも活発だったように思います。

林道にあったノウサギの足跡
12月に設置した巣箱
日が当たる斜面はこれくらいの積雪状況。ヤマドリを見かけたのですが、落ち葉の下の木の実を食べているのかな

調査中、山の下の方からクマタカが上がってきて調査定点近くを通り過ぎて行きました。写真は全然ピントが合わず…

クマタカが現れた直後くらいから、近くにいたカラ類が静かになってクマタカが通り過ぎるまで息を潜めているような感じでした。ヤマドリやノウサギのような割と大きいものを食べるようなイメージでしたが、生態図鑑によると他にもヘビや小鳥など小型から中型の色々な生き物を食べるんですね。