すっかり時間が経ってしまいましたが、年末にモニ1000の越冬期調査で東大秩父演習林に行ってきました。標高が高いので雪と寒さを心配していましたが、調査のときはどちらも問題にならず、快適に調査できました。
鳥たちが繁殖縄張りをつくっている繁殖期とは違って、越冬期には群れをつくって移動する種が多いため、センサス調査でもその群れに会うかどうかで記録される鳥の数が大きく変わることがあります。モニタリングサイト1000では、多地点・長期間の調査を続けることで、こうした変動があっても鳥の増減を把握できるようにしようとしています。今回の秩父での調査では、アトリ50羽、マヒワ20羽の群れが記録されました。
調査の後には カメラ用巣箱の設置 もしてきました。たくさん入ることを期待しています。リンク先でも紹介していたホシガラス、ブナの実を食べているところをしっかり記録できました!食性データベースに登録しておこうと思います。