食性データベース 自然観察施設との協力企画スタート!

意外なほどに判っていないことが多い、身近な鳥がふだん何を食べているのか、というテーマ。
鳥が餌を食べたという観察記録をひとつずつみなさんに登録してもらい、記録を蓄積していこうという目的で、食性データベースというプロジェクトを行なっています。

全国のいくつかの自然観察施設に協力してもらい、鳥類学大会2023のプログラムとして、それぞれの施設付近で見られる鳥と、観察できる鳥の食事のようすを紹介してもらいました(その時の動画はこちら)。それに続いて、紹介してもらった各施設で、食性データベースへの参加をよびかけるポスターを掲示してもらっています。

今日紹介するのは大阪府岸和田市にある、きしわだ自然資料館 です。

企画展の入口にポスターを掲示していただきました 早速QRコードを読み込んでくださる方が多いとか


きしわだ自然資料館は、2月に改修が終わったばかりです。3月24日までは、日本初のフィールドガイド「野鳥便覧」をつくった在野の野鳥研究家 榎本佳樹の野鳥愛 ~明治、大正、昭和、野鳥の生態研究と愛護運動にかけた生涯~ という企画展も開催中です。
3月17日には企画展に関する講演会と展示解説、3月20日にはきしわだ自然資料館から歩いて15分くらいのところにある、大阪府で一番漁獲量の多い岸和田漁港で見られるカモメやカモの観察会も行います(要予約)。実は市内に400箇所近いため池や、国指定天然記念物の「和泉葛城山ブナ林」もある岸和田市、この機会に自然資料館ともども、ぜひごらんください!

企画展の入口の様子

食性データベースへ2月以降に入力された情報のうち、参加施設やその周辺からの記録を、「施設からの報告」として下に抽出して表示していく予定です!
みなさまのご参加お待ちしています!

食性データベースはこちら