ドローンを利用したシギ・チドリ類の調査について試行しています。
調査地のある九十九里浜では、細く長い調査地であることや、浜に出るのにアクセスが難しいところがあります。そのため、人が行きづらい場所の確認を容易にし、調査員の負担を軽減できないかドローンの利用を検討しています。
そもそも小さいシギ・チドリ類が映るのか、
種判別が可能なレベルなのか、
ドローンの性能はどのくらい必要か、
シギ・チドリ類を脅かすことのないドローンの操縦や機体の条件など
小型の種が多いだけに、その有用性や実用的な使用方法を探ってきました。今回は、静穏性の小型のドローンを利用し、また、ずいぶんバッテリーの時間も伸びたため、有用な使用場面も増えてきたと考えています。
動画はミユビシギの採食の場面です。かなり小さく映っていますが、特徴的な採食のしかたでミユビシギとわかりそうです。ハマシギがいれば比較になったかもしれませんが、行動などからでも判別できるかもしれません。
様々な季節や条件、種類のデータを集めていきたいと考えています。
ご注意:
ドローンの飛行・撮影については、飛行制限区域の確認、土地管理者の許可、機体や操縦者の登録が必要です。