今月の11-13日に宮城ハクチョウ調査に行ってきました。この調査はモニタリングサイト1000の一環で、野鳥の会宮城県支部、東北大学野鳥の会とバードリサーチが協力して、宮城県全域の100地点以上でハクチョウ類のカウントをしています。
私たちの担当地点は河川が3区間と沼が2カ所でした。ハクチョウ(特にコハクチョウ)は朝早く餌場へ飛び立つので、調査はうっすら明るくなる6時半頃からはじめます。ただこの時間はまだ寝ているハクチョウも多くて、背中に首を突っ込んでいる寝姿ではオオハクチョウとコハクチョウの区別がほとんどできないのが難しい点でした。さっさとカウントして次の調査地に行かないとハクチョウが飛び立って少なくなるので、ひとつめの調査地は思い切りよく数えました。
この三羽はオオハクチョウの家族で、灰色が今年生まれの幼鳥です。しかし、今年はオオハクチョウもコハクチョウも幼鳥の数がとても少ないのが気になりました。(神山和夫、姜雅珺)

この足跡はウサギでしょうか?
