ガン類調査のため十勝川流域の沼にトレイルカメラを設置

環境省のモニタリングサイト1000ガンカモ類調査の調査地になっている十勝川流域で、9月22日に数カ所の沼地にトレイルカメラを設置してきました。この地域は秋・春にガン類が通過する中継地です。牧草地やデントコーン畑などで採食中のガン類をカウントしているのですが、夜間のねぐらに使っている水域でのカウントができないかと考えて、ねぐらに使われている、または使われている可能性がありそうな場所にカメラを設置しました。ガン類は日の出前にねぐらを飛び立つので、白々明るくなってくる日の出30分前くらいから何回か撮影するようにタイマーをセットしてあります。

いつも調査をしてくださっている城石さん夫妻と一緒に作業をしました。城石さんと十勝の調査チームの皆さんには、事前にねぐら利用状況の調査もしていただきました。ありがとうございます。

カメラを設置した場所のひとつ、三日月沼です。スマホで撮ったので小さくしか写っていませんが、ガン類でも早くに渡ってくるヒシクイがもう集まっていました。このあとマガン、シジュウカラガン、ハクガンも渡ってきて、10月中旬から11月上旬に秋の渡りのピークを迎えるそうです。