モニ1000富士越冬期2回目 カジカムユビサキ

 モニタリングサイト1000陸生鳥類調査の越冬期調査の2回目で、富士に行ってきました。調査に行く際は、よくよく天気予報を調べて行きます。富士の調査地は標高1000mほど。ここしばらく天気が続いていて佐渡のように雪の心配はありませんが、気温は低い。出発前の車のサイドの窓は雪の結晶のようで可愛いですが、フロントガラスの方はびっしり。車内で冷やしておいた?コーヒーと野菜ジュースはシャーベットになっていました。

 演習林の方によると今年は暖かいということでしたが、調査開始時の気温はマイナス6℃です。装備はしっかり整えているので、寒くもないし、歩けば体はぽかぽか。それでも、出発前にホッカイロを用意するかどうか悩んで、今年は暖かいから、まあいっか。としたのが油断でした。5地点の調査を1回ずつ終えたあたりから蓄積ダメージで指先が思うように動かなくなってきました。
 ハシブトガラスの「ハ」の左側が2行目までつーと流れてしまって変な字になるし。イカルが賑やかに取っ組み合いをしながらちょっと変わった声で鳴いていたので、録音しようと思ったのですが、録音機をうまく操作できなくて断念しました。仲良さそうに群れで行動していますが、いろいろあるんでしょうね(笑)。佐渡は小鳥が少なかったのですが、富士は種数、個体数共に多く、元気に飛び回っていました。

 佐渡の調査の際に、お気に入りの赤ペンを紹介しましたが、今回はタイマーの紹介です。モニ1000陸生鳥類の調査では、10分間のスポットセンサスをするのですが、それをさらに2分ごとの5分割で記録をつけていく方法を取っています。
 以前はストップウォッチを使っていましたが、スマホのアプリでいろいろ便利なものが出ているので、今はそれを使って時間を管理しています。スクショのものは、私が使っている「プレゼンベル究」というアプリ。学会発表の際に事務局が使うことを想定して作られたと思われるアプリ名ですが、シンプルで使い勝手がとても良いです。画面下部に小さな広告が入りますが、使っていて邪魔になることはありません。スマホを使う場合は、手袋をタッチパネル対応のものにすると良いです。